2012年 02月 01日
2012年2.3月号 601号 |
震災支援チームの活動 この1年 そして、これから…
震災支援チーム 夏目とよ子
2011年3月11日、私たちには決して忘れることができない日となりました。画像で見た衝撃的な光景、自然の恐ろしさに言葉を失いました。また、決してあってはいけない原発事故。あまりの被害の大きさに呆然となりました。
3月の全体集会で、名古屋YWCAの2011年度活動目標に「東日本大震災の被災者支援をする」が決まり、何をしたらよいのか、何からどう始めたらよいのか、そんな思いをもって4月に「震災支援チーム」を立ち上げました。そして、日本YWCA被災者支援プロジェクトと連携しつつ、「すべての女性・子どもの安全と安心のために」と、被災された方々と共に歩むために4つの活動に分けて取り組んできました。また、この他にも他団体との協力プログラム、避難者受け入れのための住居支援(セカンドハウスプロジェクト)などの活動もして参りました。今年の夏休みには、福島県の子どもたちを名古屋に招いて、原発などから少しでも開放されたひとときをすごせるよう、プログラムを計画しています。
今後も弱い立場の被災者の方々と共に歩み、寄り添いながら、皆さんと一緒に長い支援活
動を続けたいと思っております。
*シンチ・ハート・プロジェクト
テレビ電話による福島県相馬郡新地町の子どもたちの話を聴くプログラムがシンチ・ハートプロジェクトです。
子どもたちのこころのケアをテレビ電話でしてほしいと、新地町教育委員会の要請を受け、3つの小学校と行っています。相談回数38回、人数:小学生47名、大人(教職員など)30名(6月~12月件数)。また10月31日から11月2日には「出前ワークショップ」を現地にて開催。12月26日には、名古屋YWCAへ新地町教育委員会の菅野勝則さんをお迎えして、震災当日の様子、復興への取り組みお話を伺うイベントを開催。あらためて、地震、津波、原発の恐ろしさが伝わりました。
※赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成を受けました。
福島県での出前ワークショップ
*あるがままプロジェクト
愛知県内への避難者に安心して集う場の提供をする、あるがままプロジェクト。
7月から月1回開催しています。原発事故による、子どもへの放射能の影響、将来への不安、風評、人間関係など、今感じていることをそのまま安心して話せる場を、また、同じ境遇の方でしか語れないことなど、さまざまな悩みを抱えている、特に若いお母さんたちとの時間を共有しています。
*支援品・支援募金グループ
支援募金・物資支援・物品販売支援活動のための募金は544,262円(12月31日現在)集まりました。ありがとうございました。
物資支援は直後に、紙おむつ、粉ミルク、哺乳ビン、離乳食などを届けました。その後、文房具、絵本、食料品などを、被災者からのニーズに応えて届ける体制をとっています。物品販売は、被災地の缶ジュース、ジャム、果物、漬物など販売協力しています。
東北の物品を販売
*チャリティイベントグループ
被災者支援のためのチャリティイベントを企画、実施。
9月10日にコーラス、ピアノ、オカリナ演奏、よさこい踊りなどのワンコインチャリティーコンサートを開催。演奏者、参加者が共に支援活動へ協力するプログラムを実施してきました。
震災から1年の3月11日には、※和合亮一さんの詩の朗読と、デュオ エクイノックスの演奏で、チャリティイベントを開催予定です。
※和合亮一 福島市在住の詩人で、中原中也賞受賞者。高校教諭の傍ら詩作活動を行なっている。2011年の東日本大震災では自らも被災し、現場からtwitterで詩篇「詩の礫(つぶて)」を発表し続け注目を浴びた。
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名古屋YWCA: 名古屋市中区新栄町2-3 ℡:052-961-7707
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震災支援チーム 夏目とよ子
2011年3月11日、私たちには決して忘れることができない日となりました。画像で見た衝撃的な光景、自然の恐ろしさに言葉を失いました。また、決してあってはいけない原発事故。あまりの被害の大きさに呆然となりました。
3月の全体集会で、名古屋YWCAの2011年度活動目標に「東日本大震災の被災者支援をする」が決まり、何をしたらよいのか、何からどう始めたらよいのか、そんな思いをもって4月に「震災支援チーム」を立ち上げました。そして、日本YWCA被災者支援プロジェクトと連携しつつ、「すべての女性・子どもの安全と安心のために」と、被災された方々と共に歩むために4つの活動に分けて取り組んできました。また、この他にも他団体との協力プログラム、避難者受け入れのための住居支援(セカンドハウスプロジェクト)などの活動もして参りました。今年の夏休みには、福島県の子どもたちを名古屋に招いて、原発などから少しでも開放されたひとときをすごせるよう、プログラムを計画しています。
今後も弱い立場の被災者の方々と共に歩み、寄り添いながら、皆さんと一緒に長い支援活
動を続けたいと思っております。
*シンチ・ハート・プロジェクト
テレビ電話による福島県相馬郡新地町の子どもたちの話を聴くプログラムがシンチ・ハートプロジェクトです。
子どもたちのこころのケアをテレビ電話でしてほしいと、新地町教育委員会の要請を受け、3つの小学校と行っています。相談回数38回、人数:小学生47名、大人(教職員など)30名(6月~12月件数)。また10月31日から11月2日には「出前ワークショップ」を現地にて開催。12月26日には、名古屋YWCAへ新地町教育委員会の菅野勝則さんをお迎えして、震災当日の様子、復興への取り組みお話を伺うイベントを開催。あらためて、地震、津波、原発の恐ろしさが伝わりました。
※赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成を受けました。
福島県での出前ワークショップ
*あるがままプロジェクト
愛知県内への避難者に安心して集う場の提供をする、あるがままプロジェクト。
7月から月1回開催しています。原発事故による、子どもへの放射能の影響、将来への不安、風評、人間関係など、今感じていることをそのまま安心して話せる場を、また、同じ境遇の方でしか語れないことなど、さまざまな悩みを抱えている、特に若いお母さんたちとの時間を共有しています。
*支援品・支援募金グループ
支援募金・物資支援・物品販売支援活動のための募金は544,262円(12月31日現在)集まりました。ありがとうございました。
物資支援は直後に、紙おむつ、粉ミルク、哺乳ビン、離乳食などを届けました。その後、文房具、絵本、食料品などを、被災者からのニーズに応えて届ける体制をとっています。物品販売は、被災地の缶ジュース、ジャム、果物、漬物など販売協力しています。
東北の物品を販売
*チャリティイベントグループ
被災者支援のためのチャリティイベントを企画、実施。
9月10日にコーラス、ピアノ、オカリナ演奏、よさこい踊りなどのワンコインチャリティーコンサートを開催。演奏者、参加者が共に支援活動へ協力するプログラムを実施してきました。
震災から1年の3月11日には、※和合亮一さんの詩の朗読と、デュオ エクイノックスの演奏で、チャリティイベントを開催予定です。
※和合亮一 福島市在住の詩人で、中原中也賞受賞者。高校教諭の傍ら詩作活動を行なっている。2011年の東日本大震災では自らも被災し、現場からtwitterで詩篇「詩の礫(つぶて)」を発表し続け注目を浴びた。
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by nagoya_y_koho
| 2012-02-01 12:55